令和3年12月17日、八重瀬町議会の第11回定例会が開会した。議題には、町長が提出した議案の中で「八重瀬町立学校設置条例の一部を改正する条例」が特に注目を集めた。今回の改正は、東風平幼稚園の認定こども園への移行を目的としている。これにより、従来の幼稚園教育からより柔軟な保育教育へとシフトすることが期待されている。
町長の新垣安弘氏は、この条例改正の必要性について「教育環境の整備は今後の社会を支える重要な支柱である」と強調した。教育委員会もそれに賛同し、改正後の運営方針において、幼保連携型認定こども園の整備にあたると確認した。
議会では、一般質問も活発に展開された。特に、宮城勝也議員が選挙に関する質問をし、投票率の向上を図るための施策について意見を述べた。新垣町長は、投票率向上に向けた教育活動の重要性と、若年層への働きかけを強化する意向があると返信した。また、教育現場における主権者教育の推進についても再度確認された。