令和元年八重瀬町議会第5回臨時会が8月5日に開催され、重要な議題が次々と審議されました。
特に、新城小学校教室棟改築工事に関する報告と港川遺跡公園整備工事は注目を集めています。町長の新垣安弘氏は、天候不良による工期の影響に言及し、工事の履行期間を延長することが必要であると述べました。
新城小学校の教室棟改築工事の履行期間は、元々令和元年8月5日までだったものが、8月30日まで変更されることになりました。これにより新城小学校の教育環境が向上することが期待されています。さらに、教育長の新垣正次氏は、教育施設の工事が地域の教育に果たす役割について強調しました。
また、港川遺跡公園整備工事に関しては、観光資源としての価値を高めるため、特に大きな期待が寄せられています。生涯学習文化課長の金城盛勝氏は、公園整備が進むことで、町の文化財としての認識が強くなると説明しました。工事は170日を予定し、総額5,874万円の契約が締結されました。
会議の終了後、他の出席議員からも工事の進捗についての質問が相次ぎました。特に、工事完了後に地域住民が公園を利用できるようになる時期に関心が寄せられました。議員の神谷清一氏も、駐車場の確保やバスの進入路についての提案を行い、事務局からはその調整が可能であるとの返答が得られました。
また、一般会計補正予算が1,940万円増額され、歳入歳出の合計はそれぞれ129億2,146万6,000円に達しました。これに関して副町長の石川勝弘氏は、地域にとっての意義を強調し、財政の安定を目指す意気込みを示しました。
本臨時会は、町民にとって重要な施設の整備と予算の決定に向けた一歩として期待されて言います。今後も、八重瀬町の発展に向けた取り組みから目が離せません。