令和5年3月16日、宜野湾市議会第449回定例会第6日目が開催された。
本日は令和5年度の宜野湾市一般会計予算が議題となった。
市長の松川正則氏は予算案について「市民生活を支えることを最重要視した」と強調した。
予算案の中で特に注目を集めているのは、宜野湾市火葬料等負担軽減事業であり、上里広幸議員が質問した。
上里議員は、火葬料が1万5,000円に設定された理由について問いただした。
企画部長の安藤陽氏は、「本市には火葬場がないため、他市町村の搬送費がかかる状況を考慮した」と回答した。
また、重複補助の可能性についても確認され、安藤企画部長は「本市独自の制度であるため、重複はしない」と述べた。
次に、宜野湾市地球温暖化対策実行計画推進事業が議題に上がった。
この事業は、地域の環境負荷を軽減することを目的としており、教育部長の嘉手納貴子氏は「環境教育を推進しており、学校での講習会も実施している」と述べた。
また、男子育児休業取得者の増加や、ダイバーシティの推進についても説明があり、男女共同参画に関連する新制度の設計が求められていることも話された。
さらに、会議録の内容に基づいて、普天間飛行場周辺まちづくり事業に関しても議論が交わされた。
この事業においては、地域住民の生活環境を改善することが目的で、実際の進捗状況に疑問が呈され、詳しい説明が求められた。
最後に、会議の中で自殺対策や消防指令センターの運営状況、また新たなキャリア教育事業について質疑が行われ、地域社会の温もりをどう育むかが共通の課題として浮かび上がった。