令和6年6月26日、浦添市議会では定例会が開催され、議員提出議案や補正予算が審議された。
特に重要視されたのが、米兵による少女連れ去り及び性的暴行事件への抗議決議であった。
提案を行った濱崎早人議員は、この事件に対する激しい怒りを表明し、「県民に強い衝撃と不安を与えた」と指摘した。
決議では、事件の全容解明を求め、実効性ある再発防止策の導入を求めることが強調された。
また、日米地位協定の見直しを図るよう要求した。
他にも、浦添市固定資産評価審査委員会委員の選任や、国民健康保険特別会計の補正予算などが議題となった。
又吉健太郎議員は、審議会のメンバーが浦添市民ではないことに疑問を呈し、異常事態であると主張した。
議会中に休憩が取り入れられ、委員会の審議を行うための時間が確保された。
会議は午後になると再開され、さらに会期の延長が提案され承認された。
最終的に、抗議決議が可決され、会期が延長されたことが確認された。
この度の議会は、市民の生活と安全を守るための重要な意思表示を行う場となった。