令和6年6月19日、宜野湾市議会は第458回定例会の第3日目を迎え、様々な議案について審議が行われた。
本日の日程の中で特に注目を集めたのは、議案第52号の西普天間線道路築造工事(2工区)及び議案第54号の喜友名23号道路整備工事(4工区)に関する請負契約である。これらの工事に関しては経済建設常任委員長の知名康司氏より報告があり、全会一致で同意された。
また、宮城克議員による一般質問では、台風時の停電対策として、利用者にとって切実なテーマが議論された。特に医療機器を使用する障害者や高齢者に対する非常用電源の支援が提案され、泉川幹夫総務部長は、現状の備えや改善策について詳細に答弁した。また、公的支援の強化や、他市との情報共有も重要視されていた。
さらに、福祉避難所の設置基準に関する議論も行われ、総務部長は、既存の避難所では特別な配慮が必要な方々が十分に受け入れられない現状が課題であると認識を示した。他にも市道の交通安全対策や、教育現場の働き方改革に関する質疑も行われ、各部門の連携が必要であることが強調された。
次回の議会に向けて、これらの議論の進展と、具体的な施策の実施が期待されている。