令和3年第441回宜野湾市議会定例会は、2021年12月16日に開催され、さまざまな重要な事項が討議された。
初めに、総務常任委員会と福祉教育常任委員会からの審査期限の延期要求について。総務常任委員会は、審査期限を12月21日まで延長する要求があり、議長の呼びかけに対して異議はなく、延期が決定した。
続いて討議されたのは、意見書第34号に関する海底火山噴火によって引き起こされた軽石の漂流と漂着問題。提出者は、沖縄県の漁業と観光業への影響が甚大であることを強調し、迅速な対策を求める内容であった。議会運営委員会の伊波一男委員長は提案を行い、全員賛成によりこの意見書は可決された。特に、軽石漂着により漁業活動が制限されていることや、観光業にも深刻な影響が出ている点が挙げられた。
次の議題として、経済建設常任委員会に関連する令和3年度西普天間住宅地区の地区界擁壁築造工事に関する報告があった。委員長は、工事の進捗に関する詳細な情報を提供し、スムーズな進行を確認した。
さらに、一般会計補正予算(第8号および第9号)についても各委員長から報告がなされ、全ての関連議案も全会一致で可決。特に、議案第72号では新型コロナウイルスワクチン接種事業について質疑が交わされ、慎重に対応する姿勢が強調された。
また、一般質問のセッションでは、知念秀明議員が重要な公園整備や防災対策について質問し、教育部や建設部から詳細な答弁を受けた。その中で特に、宜野湾市におけるテレワーク人材育成事業についても意見が交わされた。
最後に、米須清正議員による交通安全対策の重要性に関する質問に対し、担当部からの現状報告が行われ、さらなる安全対策の必要性が確認された。