第444回宜野湾市議会定例会が、令和4年6月13日から開催され、16日間にわたる討議が行われる。この会議では、議案や陳情が多数上程され、特に補正予算と各種条例改正が重点的に議論される。
主な議題には、令和4年度宜野湾市一般会計補正予算(第2号)があり、歳出においては3億7,976万2,000円の追加が提案され、歳入にも同額の補正が含まれた。内容には、はごろも学校給食センターの調理業務等委託契約の締結に向けた債務負担行為の設定や、新型コロナウイルス影響による臨時特別給付金事業の補正増がある。松川正則市長はこの件について、「生活支援を速やかに実施するための予算である」と説明した。
また、宜野湾市国民健康保険税の一部改正が提案され、新型コロナウイルスによる経済的影響を受けた住民に対する減免が続けられる。健康推進部長の崎間賢氏は、「令和4年度分の保険税減免を実施するため必要な改正であり、対象納期限を延長した」と述べた。
さらに、ICT機器の購入についても議題とされ、小学校及び中学校向けの設備がそれぞれ1億1,000万円、9,581万円で契約が進められる。特に、ICT化の進展が期待されるとともに、教育環境の向上につながることが強調された。