令和2年第430回宜野湾市議会定例会の第3日目が9月15日に開催された。議事では、当市の一般会計補正予算や介護保険特別会計補正予算など、重要な議案が審議され、議員たちが活発に意見を交わした。
本日の議題の一つである、令和2年度一般会計補正予算(第6号)に関しては、桃原朗総務常任委員長が報告を行った。予算案の中で特に注目されたのは、公立学校の情報機器整備事業で、使用する端末などの技術的支援についての質疑が活発に行われた。支援内容としては、端末の使用マニュアル作成や研修会の実施が含まれており、GIGAスクール構想を進める上での重要な施策であると強調された。
また、介護保険特別会計補正予算(第1号)については、福祉教育常任委員長の山城康弘氏が報告を行い、地域ケア会議推進事業の減額理由に関する質疑があった。4回の予定から12回の開催に減少した理由も明らかにされ、今後の効果的な運用に向けた方策が求められている。
さらに、令和2年度都市計画西普天間住宅地区の土地区画整理特別会計補正予算(第1号)も審議された。この議案に対して経済建設常任委員長の宮城克氏が報告を行い、決算の余剰金に関する質疑があり、一般会計への繰入についての答弁が行われた。
議題の最後に人権擁護委員の推薦に関する諮問が行われ、議会の意見を求める形で採決が進められた。多和田文子氏と仲村育子氏に関する意見も交わされ、最終的に原案を適任とすることが決定された。