令和元年第424回宜野湾市議会定例会が、12月18日に開かれた。この会議では、複数の議員からの一般質問が行われ、様々な課題が討議された。
冒頭、真喜志晃一議員が地震後の防災対策の重要性を指摘した。彼は本市の防災対策の強化と政務調査の実施を強調し、「しっかりと勉強し、議員活動に生かしていく」と述べた。次に触れた中学校への留守番電話設置は、教職員の残業を減らすことが求められていることから、関係者と連携しながら進めていく意向を示した。
さらに、キャッシュレス推進に関する議論も行われ、市民課でのQRコード決済の導入が要望された。国吉孝博市民経済部長は、システムの実現可能性について前向きな姿勢を示し、地域商業にもキャッシュレス化のメリットがあることを語った。
また、シルバーパスポートの協力事業所拡充や産業支援センターの整備も重要なテーマとして取り扱われた。ここで、真喜志議員は、シルバーパスポートの協力事業者への周知活動の強化を提案し、産業支援センターの建設については市長の公約を強調し、その完成に期待を寄せた。
フレイル対策については、高齢者の健康維持が重要視され、新たな対策が検討されていることが報告された。また、特殊詐欺対策においては、地域との連携を強化し、被害防止に向けた取り組みを進める方針が確認された。