令和5年9月21日の宜野湾市議会定例会で、公共施設の整備状況や水質改善施設の運転停止問題などが討議された。
市議会では、まず、濱元朝晴議員が宇地泊第二土地区画整理事業について質問した。特に、水質改善施設が6月から9月にかけて運転停止していた経緯に関する説明が求められた。建設部長の又吉直広氏は、原水を吸い上げる取水ポンプの固定部分が外れたことや、大雨による濁りによるフィルターの目詰まりを原因として挙げ、今後は定期点検を行うことを強調した。
続いて、かにくばる公園整備工事の進捗状況も報告された。予算は5,799万2,000円で、入札が終わり、10月から工事が着手されることが決定した。これに対して濱元議員は、公園として整備が進んでいる旨を説明し、その目的や地域住民にとっての意義を強調した。
さらに、浦添北道路の整備状況も取り上げられ、現在行われている調査や用地補償についての情報が提供された。また、沖縄西海岸道路の進捗についても、事業計画に従った説明が行われた。
また、仮設避難港の利用状況に関する質疑も交わされ、過去の経緯や今後の取り組みについての議論が行われた。特に、仮設避難港に含まれる防風林の状況や、地域における災害時の避難施設利用の実態などについてお気づきの点が議員からの意見として上がった。