第424回宜野湾市議会定例会において、主要な議案が上程された。重要な議案は令和元年度の一般会計補正予算の可決である。これにより、歳入歳出予算総額が462億927万6,000円に達する。
特に「令和元年度宜野湾市一般会計補正予算(第3号)」では、2億5,041万7,000円を追加し、財政の安定的運営が図られる。企画部長の米須良清氏は、「この補正により次年度の財政基盤を強化する」と述べ、その必要性を強調した。
次に、令和元年度の国民健康保険特別会計補正予算も議題に上がり、8,659万6,000円の追加が承認された。健康推進部次長の崎間賢氏は、システム改修や資格管理の効率化などが必要であると説明。これにより医療サービスの質向上が期待されている。
さらには、都市計画に関わる補正予算がいくつか承認された。宇地泊第二土地区画整理事業特別会計では、7,346万円の減額が行われ、県補助金の減少を反映していると建設部長の古波蔵晃氏が説明した。
更に、介護保険特別会計については、2,604万3,000円の補正が提出され、保険給付費の増に伴う国の負担金の調整が行われる。これに対し、崎間賢氏は「国と県の負担金が適正に反映されるため重要な措置である」と発言。
加えて、後期高齢者医療特別会計の補正予算も審議され、30万9,000円の減額が見直されることとなった。これは監査に基づく調整が行われた結果であり、無駄の削減が進む見込みだ。
閉会日まで、さらなる議題として水道事業会計や下水道事業会計の予算補正が行われる。特に水道事業では、経営基盤をさらに強化し、安定的なサービス提供を図ることが求められています。上下水道局長の島袋清松氏は、経費の透明性と効果的な運用が重要であると述べた。
議会は咲かせる実を増やすべく、地域の重要課題に取り組み続けている。次回の会議、12月6日が待たれる。