令和4年度宜野湾市一般会計予算が承認された。本日は特に財務関連の議案が注目を集めた。
上地安之議長は予算について開会時に言及し、具体的な内容が議論された。特に注目が集まったのは、呉屋等議員による一時借入金に関する質疑であった。企画部長の安藤陽氏は、一時借入金は6億2,000万円に達し、県内の標準より若干低い状況にあると述べた。
また、桃原功議員の質問に対し、建設部長の石川康成氏はてぃーちがー公園整備事業について説明を行った。この公園の事業費は、国庫補助金を受けたもので、今後子供たちが安全に利用できる公園として整備を進めていく方針を示した。
教育部では、英語教育推進事業が統合された。指導部長の又吉直正氏は、小中連携を重視し、ALTとJTEが協力して英語教育を行っていく方針を述べた。これにより、英語教育の質の向上を図るとしている。
ICT機器活用推進事業についても注目が集まり、教育長の知念春美氏は、全学級への電子黒板の導入が進んでいると述べ、今後の課題として現場のニーズを反映した支援策を充実させる必要があると強調した。
国民文化祭に関連して、宜野湾市では観光振興の一環として、健康マージャンと将棋のイベントを計画している。教育部長の嘉手納貴子氏は、地域の特色を活かしつつ、観光客を呼び込む取り組みが進行中であることを明かした。
教育委員会ではまた、大山学校給食センターの民間委託の話が議論され、保護者からの理解も求められると述べた。教育長は今後も参加者の意見を反映しながら進める姿勢を示した。
最後に、海浜公園整備事業が進行中であることが報告され、地域住民からの視点を取り入れた整備が重要であると強調された。建設部長は、照明の改善や遊具の設置等、利用者の利便性に配慮した計画が進められると説明した。