令和5年3月3日、宜野湾市議会の定例会が開催された。
この会議では令和4年度一般会計補正予算を含む29件の議案が一括で討議され、それに続いて請願や陳情が取り上げられた。特に予算案については多くの質疑が行われ、関係者がそれぞれの見解を述べた。
桃原功議員は、一般会計補正予算における「宜野湾市西海岸地域音楽活性化等推進事業」に関し、随分遅れた理由を問うた。これに対して建設部長の石川康成氏は、工事の着手前に実施した磁気探査業務の問題や、年度内完了が困難だった理由を説明した。また、桃原議員からは子育て世帯等臨時特別支援事業における減額について、必要な資料の提供も求められた。
議会では、何件かの質疑が通じて地域住民にとって重要なサービスが網羅されていることが確認された。具体的には、国民健康保険や介護保険の補正予算もこの日は討議されたが、これに関しても様々な観点から質問が寄せられ、行政側は透明性を持った説明を心掛けていることが印象的であった。
さらに、桃原功議員は個人情報保護法施行条例についても質疑した。これは、かつての自治体による情報提供の問題を意識したもので、個人情報の取り扱いに関する懸念を示した。この議案は、各自治体が国の条例に基づく枠組みの中で改正している流れに則った形成であると述べられた。
両議員とも今後の取り扱いについて注意深く見守っていく必要があると考えているようであった。議会では委員会への付託が決まり、次回の会議に向けて準備が進められることとなった。