宜野湾市議会第439回定例会が9月17日金曜日に開催され、様々な議題が議論された。スケートボード環境の整備に関しては、市内の中学校にスケートボード部を設置することや、公共施設へのスケートボード環境の整備を要望する声が上がった。部長は、その設置は厳しいとはしながらも、地域住民との協力や市民サービスの向上につながることから、取り組む意向を示した。
また、暴力や虐待から子供と女性を守る拠点整備についても話題に。市長と福祉部の部長は、部門間での連携が重要であることを強調し、支援の迅速化や体制づくりの強化に努めていくと表明した。特に、虐待を受けている子どもたちの相談体制を強化し、支援機関と連携を深める必要性が訴えられた。
さらに、婚姻届に関するサービスについても提案があった。県内の事例に倣い、結婚した夫婦への記念証の発行やパネルでの記念撮影の場を設けることを要請し、部長は関係部署との協議を前向きに検討する意思を示した。
庁舎内の感染対策として、温度測定デバイスの設置と手指消毒の徹底が続けられている。今後も感染拡大の防止に取り組むとともに、市民にとって安心できる環境の確保に努める。
昨年度から続く新型コロナウイルス対応についても詳細が報告され、ワクチン接種率の改善を図るための取り組みが進められている。特に、接種可能な家族への広報や住民参加型のイベントを開催し、ワクチンの重要性を啓発する活動が行われる予定である。
また、小学校の休校及び学級閉鎖が行われた際の授業時数確保についても確認され、小学校6年生や中学校3年生が適切な教育を受けられるよう配慮が必要とされる。さらに、児童福祉施設では、職員の休暇取得について有給の取得を推進し、労働環境の改善が求められている。
今後も、宜野湾市は様々な課題に対して真摯に取り組み、住民の福祉向上に寄与していく姿勢を明らかにした。