本日、令和6年3月15日、宜野湾市議会で第455回定例会中の一般質問が行われた。さまざまな議題が取り上げられ、特に宇地泊第二土地区画整理事業や、教育施設の設計に関する質疑が目立った。
初めに濱元朝晴議員が、宇地泊第二土地区画整理事業における水質改善施設の運転状況について質問した。建設部長の又吉直広氏は、昨年の台風によるトラブルを経て、現在は水質改善施設が順調に稼働していると述べた。
また、息子安全対策に関する議論では、宇地泊区自治会前の信号機設置について質問があり、支持されるべき交通安全対策として、電柱に設置される注意喚起看板の重要性が強調された。市民経済部長の嘉手納貴子氏は、交通安全対策として、自治会との連携を深めていく方針を示した。
さらに、障害者関連の質問も挙げられ、障害者雇用の促進とその実績についても話題となった。現状では市長部局において法定雇用率を上回る雇用実績を有している一方で、教育委員会においては達成がなされていない実態が指摘された。福祉推進部長の岡田洋代氏は、随時関係部署と情報交換を行い、今後も障害者の雇用拡充を推進する考えを明示した。
加えて、農福連携の推進に関しても質疑が行われた。市民から寄せられた意見を踏まえ、農業従事者と障害者との連携を強化する仕組みが求められている。市民経済部長の嘉手納氏は、農福連携の取り組みをさらに強化する必要性を認識していると応じた。
全体として、議員たちは市民のニーズに即した施策の重要性を訴え、具体的な実現に向けた提案がなされた。議会は本日、議論を通じて市への適切な提言を行い、地域社会の発展に寄与するよう努めている姿勢を見せた。引き続き、地域の意見を尊重した施策を求める声は大きい。