令和5年9月20日、宜野湾市議会で定例会が開かれた。
議事の中で、特に注目されたのは、今後の経済建設常任委員会の審査の期限延期要求である。これは、経済建設常任委員会が提出した請願に基づくもので、会議規則に則り、再度の審査期間の延長が決定される見込みだ。
また、議案第48号として提出された、令和5年度宜野湾市一般会計補正予算（第4号）の審査状況も報告された。この補正予算では、歳入・歳出の増額が見込まれ、特に18億円の追加を計上している。これは、台風等の災害に対する対応としての予備費増によるものであり、慎重な審査の後、全会一致で可決された。
さらに、議案第59号、西普天間住宅地区区画道路築造工事の請負契約についても審査を行った。こちらも経済建設常任委員会の報告があり、万全の準備がなされているとのことだ。これは、地域の交通網や生活基盤の整備につながっていくことが期待されている。
また、議会の意見を求める諮問第1号および諮問第2号では、人権擁護委員の推薦についての意見が求められた。出席した委員や市長がこれに賛同し、推薦が決定される運びとなった。
一方、一般質問では、台風による被害と現在の防災体制についても議論に上がった。特に、停電や断水の影響が各地で見られ、消防や上下水道の友和体制が求められる厳しい状況が伝えられた。