宜野湾市議会は、令和3年6月25日に第435回定例会を開催しました。
本会議では、さまざまな重要議題について議論が交わされ、特に新型コロナウイルスワクチン接種に関する発言が印象に残りました。市民のワクチン接種状況を踏まえ、当局は接種率のさらなる向上に取り組むことを強調しました。特に、接種券の発送や接種設備の整備に関する取り組みが進められています。伊波一男議員は、特に地域ごとの接種状況について確認を求めました。
次に、ぎのわん元気再生クーポンとキャッシュレス推進事業について議論が行われました。国吉孝博市民経済部長は、この施策が市内の経済活動を活性化させることを期待すると述べました。市民の生活支援を目的としたクーポン券の配布が、どのように地域経済に寄与するかが焦点となりました。
また、市道宜野湾11号の交通安全対策も重要な議題として取り上げられました。地域住民からの要望に基づき、改善策を急いでいることが報告されました。石川康成建設部長は、見通しの確保や注意看板の設置を急ぐと述べ、具体的な対策の進捗状況を説明しました。
家庭ごみ門前収集の進捗も報告され、国吉孝博市民経済部長は、新しい収集方法の導入による業務効率化が進むことを説明しました。市民から感謝の声が上がる一方で、さらなる広がりが期待されている状況です。
待機児童問題の解消についても議論が行われ、岡田洋代福祉推進部長は、保育士の確保や施設の充実に向けた現状を報告しました。引き続き努力が求められています。
さらに、同会議では、スクールソーシャルワーカー制度の重要性も確認され、教育現場との連携を強化する必要性が強調されました。児童生徒の支援体制がより強固になるよう、今後の具体的な支援策が期待されています。
市庁舎及び公共施設の安全対策についても話し合われ、耐震改修工事の進捗が報告されました。伊波保勝総務部長は、これからの維持管理についての意見も寄せられ、今後の取り組みも注目されます。
最後に、(仮称)総合福祉健康増進センターの整備について確認が行われ、施設の機能や今後の進捗について期待の声が寄せられました。このセンターが地域住民の福祉向上に寄与することが望まれています。
今回の定例会では、各議題について活発な議論が行われ、これからの宜野湾市の施策に対する期待が高まる結果となりました。