令和元年6月21日、宜野湾市議会において一般質問が行われ、宮城克議員が数つの重要なテーマについて指摘した。特に、子供の海外ホームステイへの支援が注目され、教育委員会の甲斐達二指導部長が、宜野湾市中学校短期海外留学派遣事業を通じて、毎年10名の中学生をアメリカへ派遣し、異文化理解や英語によるコミュニケーション能力向上を目指していると説明した。
また、まなぶ保育園前の交差点における信号機設置の必要性についても議論された。交通事故の増加を懸念する宮城議員は、国道58号から抜ける道であるこの交差点に安全対策を講じる必要があると強調した。国吉孝博市民経済部長は、この交差点が通学路であり、十分な安全対策が必要であることを認めた。
さらに、市民広場の整備や利用に関しても意見が交わされた。参加した議員は、地域のスポーツイベントや譲渡会が定期的に開催され、多くの市民が利用していることに触れ、この広場をより多くの市民にとって快適な場所にするための整備を求めた。
また、沖縄タイムスの記事にもあるように、安室奈美恵さんに関連する観光事業の進展も話題となり、安室ファンの聖地としての位置付けが強調された。
最後に、石川慶議員からは、宜野湾市における水道水や農産物に含まれるPFOSやPFOAに関する問題が挙げられ、特に地域の人々に与える風評被害について注意を促した。地域の声としては、調査の結果が公表されることによって経済的な影響を受ける事例が見受けられるとした。これを受け、市長や教育長は、地域での協力を重視し、透明性を持って進める必要があると応じた。