令和3年3月15日、宜野湾市議会は第433回定例会を開会し、重要な議題が討議されている。
令和3年度の一般会計予算に関する審議では、特にフッ化物洗口の実施と、地域の子供たちを対象にした教育環境整備が焦点となっている。この事業は大謝名小学校、大謝名幼稚園、志真志小学校の3カ所で行われ、教育長の知念春美氏は、学校医による希釈が行われるため安全性は確保されていると述べた。
一方、県内ではフッ化物洗口実施校は少数であり、慎重な対応が求められている。この実施には、地域や保護者からの賛否があるため、教育委員会としてはしっかりと情報発信を行うことが重要である。加えて、他市町村での実施状況を調査し、その情報をもとに対応を進めていく必要がある。
また、宜野湾中学校の屋外教育環境整備事業は、令和3年度475万円を計上し、令和4年度には5,060万円を予定している。この事業では運動場の拡張が計画されており、その効果に期待が寄せられています。
消防指令センター関連事業に関しては、設備の更新が増額の要因であり、今後5年間でも同様の増額が見込まれている。これに関し、消防長の浜川秀雄氏は、県に対しての要請も続けていく意向を示した。
さらに、学校給食設備整備事業では、学校給食センターの空調整備の必要性から、令和4年度以降も継続して予算が計上される状況である。これにより、学校給食の安全性および提供効率が向上する見込みである。