令和元年第2回高梁市議会が開催された。出席議員17名、欠席議員1名で定足数が確保され、議会が開会された。
議長の小林重樹氏は、まず日程第1の会議録署名議員の指名を行い、議員の中から石井聡美氏と倉野嗣雄氏を指名した。
次に、日程第2の会期の決定が行われ、川上修一議員が議会運営委員会での協議結果を報告した。その結果、会期は本日から6月21日までの22日間とすることが決定された。この会期中には、議案や質問が予定されており、議会運営が着実に進む見込みである。
日程第3では諸般の報告が行われた。黒川康司氏が市民生活委員会の管外行政視察の報告を行い、視察先の取り組みが高梁市の施策に参考になると述べた。特に、益田市の地域医療推進条例の取り組みが評価され、今後の施策に生かされることが期待されている。
続いて日程第4、議案の上程が行われ、計21件の議案が一括上程された。その中には平成30年度の各種報告、専決処分の承認、各条例の改正案が含まれている。これに対し市長の近藤隆則市長が提案理由を説明した。
特に注目されるのは、議案第74号の令和元年度一般会計補正予算で、その内容は災害復旧関連の予算が多くを占め、市民の安全と生活基盤を支えるための予算であると強調された。
また、高梁市の国民健康保険特別会計に関する議案も上程され、地域医療の充実に貢献するための取り組みが提案されており、市民に向けた積極的な広報活動が期待される。
今後、会議は一般質問や質疑応答を通じて活発に進行することが期待されている。議会全体が一致団結し、高梁市の発展に寄与する議論が展開されることが望まれる。