令和元年第3回高梁市議会が9月13日に開催され、重要な議事が進められた。
今回の会議では、主に議案訂正と質疑が取り上げられた。特に注目されたのは、議案第88号「高梁市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」の訂正についての議論であった。この条例は、子ども・子育て支援法の改正に基づいて必要な内容が見直され、藤澤 政裕副市長は報告を行った。
藤澤副市長によると、内閣府令の誤りに伴い、80カ所の修正が必要となった。誤りの修正は法律に直接影響しないが、正確性の確保は重要とし、行政としても精緻な事務処理を求める姿勢を強調した。議長の小林 重樹君は、訂正案に異議が無かったことを確認し、承認された。これにより、法律の整合性を保ちながら制度を着実に運用することが期待される。
また、議案質疑では、宮田 公人君が災害復興基金について言及した。復興基金への追加の積み増しが計画されており、宮田君は財源の確保について問いかけた。佐藤 仁志総務部長は、復興対策を進めるための基金として重要であること、柔軟に対応していく意向があることを述べた。特に災害に対して迅速な復旧のために、今後も柔軟で迅速な判断が求められる。
この他、ケーブルテレビ網の光化に関する議論も行われ、市民サービス向上に向けた議論がなされた。近藤 隆則市長は、「災害に強い光化」を目指し、通信インフラを整備する旨を述べ、地域の情報伝達を強化する方針を示した。
最後に、議案の付託が行われ、議員全員がこの日の重要な議論の進行を見守った。次回の議会では、これらの内容を踏まえた具体的な進展が期待される。