令和4年第2回高梁市議会(定例)において、議案質疑が行われた。特に注目を集めたのは、給食費公会計化に関連するシステム整備委託料770万円の内訳や、郷土資料館の改修工事費5000万円の財源内訳および工事内容である。これに対し、上森教育次長は「給食センターで管理し、一元化することで事務の効率化」と説明した。その他、郷土資料館改修についても「文化財の価値を損なわずに修理する」と述べた。
さらに、ひきこもりサポート事業が新たに立ち上がることも報告され、特定のNPO団体が委託先になることが明かされた。健康福祉部長によると、相談支援や居場所作りを通じて地域への貢献を目指す。特に、ひきこもり対策において、現在の把握人数は120名程度であり、今後の改善が期待される。市としても財源の確保に注力したいとしており、持続可能な取組みの重要性が強調された。
高梁市の教育施策では、給食費公会計化に伴う業務効率化の取り組みが話題に(令和4年4月から実施)。特に給食センターに業務集約することで、事務の平準化、業務負担の軽減が見込まれている。さらに、地域密着型の特色ある学校づくりに資する施策も展開される予定である。この施策による具体的な成果として、福地小学校が地域資源を活用した商品開発に取り組むなど、各校の活動が地域住民とのつながりを強めることが期待される。