令和4年3月11日、高梁市議会では一般質問が行われた。市長の近藤隆則氏は、高梁市の今後の発展に向けた施策について考えを述べた。特に、健幸都市たかはしの実現を目指し、行政と市民の協力が重要であると強調した。さらなる効果的な施策として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を挙げ、特に医療や福祉の分野でのデジタル化が求められていることを説明した。
また、観光振興策の一環として、高梁市にある備中松山城に向けた雲海展望台ライブカメラの設置が話題となった。この取り組みは、観光客誘致において注目されており、今後の影響についても期待が寄せられている。
さらに、弥高山でのライブカメラ設置もアイデアとして挙がり、アウトドア活動やキャンプ場の整備にも意見が集まった。これにより若者の集客も図れるとの意見が出た。
また、令和4年度の主要施策には、市のデジタル化が含まれ、特にマイナンバーカードを活用したオンライン手続きの促進や、外部人材の活用によるDXの推進も掲げられている。市民生活部長は、マイクロチップ義務化に伴う支援についても言及し、動物管理の重要性が増すと述べた。
新消防庁舎建設に関しては、浸水対策が話題に挙がり、県との連携による内水排除への取り組みも必要であるとの認識が示された。
このように、議会内での質問を通じて市民の様々な声が反映され、高梁市の未来に向けた計画が進んでいることが伺えた。各事業は市民生活や観光振興に強く結びついており、今後の展開が期待されている。