令和3年第5回高梁市議会が、11月18日に開会した。
本日の議題として、議案の上程や今後の見通しについて討議が行われる予定である。
議長の宮田公人氏は会を開会し、出席議員17名の確認を行った。続いて、会議録の署名議員として森和之氏及び倉野嗣雄氏を指名した。
次に、議会の日程について、会期を本日1日限りと決定した。議案の上程では、議案第95号「高梁市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」と議案第96号「高梁市長及び副市長の給料その他給与条例の一部を改正する条例」が紹介された。
近藤隆則市長は、提案理由を説明し、新型コロナウイルス感染症に関する報告や、経済政策、特に職員の給与改定について詳細を述べた。この改定については、期末手当の引き下げが含まれる。
北畑太一総務部長は、具体的な影響について説明を行い、全体で約3,900万円の減額が生じる見通しであると述べた。この中には、正規職員1人あたり5万円の減額が含まれ、非正規職員は2万円の減額となる。
議案質疑では、石部誠氏から急を要する経済的影響への懸念が示された。議案については、委員会に付託され、その後の報告を経て、慎重に審議が行われた。
最終的に、両議案は可決され、職員や議員の報酬が引き下げられることが決まった。議会は、今後の新型コロナウイルスの状況や経済回復に向けた施策を引き続き検討していく方針である。