令和4年5月27日、令和4年第3回高梁市議会(臨時)が開かれ、重要事項が審議された。
議会では、まず会期を本日限りとすることが決定された。
具体的には、議案第55号「令和4年度高梁市一般会計補正予算(第1号)」が上程され、この予算の追加が提案された。
その中で、近藤隆則市長は新型コロナウイルス感染症への対応として、ワクチン接種に関する報告も行った。
4回目接種が開始されたことで、特に高齢者や基礎疾患を有する方への接種が行われることが強調された。
また、市内の低所得の子育て世帯に対して、児童1人当たり5万円を支給する施策が示され、6月中に支給が開始される見込みである。
この支援は、コロナ禍における経済的な影響に対処するための一環として位置づけられている。
さらに、5月26日現在の市内感染者数が128例であることも伝えられ、引き続き感染予防対策が求められている。
市の活動では、子育て世帯向けの賃貸住宅の建設や、文化的なイベントの再開が進められており、地域活性化に寄与する意向が示された。
この後の質疑では、議員からの質問は少なく、議案に対する支持が示され、委員会での審査を経て、原案が可決された。
市長は閉会の挨拶で、今後の松山踊りの開催についても言及し、感染対策を講じながら続けられることが確認された。
このように、臨時議会では新型コロナ対策や市の予算の重要事項が協議され、迅速な対応が求められる様子がわかる。
引き続き、地域の状況に応じた施策が期待されている。