令和2年第8回高梁市議会では、市長の所信表明に対する質疑が行われた。
金尾 恭士氏は、出産から子育てまでの支援体制構築について質問。
市長の近藤 隆則氏は、地域密着型の「たかはし版ネウボラ」の取り組みや、妊娠・出産から子育てまでのトータルサポートを強調した。また、周産期医療体制の確立を掲げ、岡大病院との連携を示した。
伊藤 泰樹氏からは、荒廃農地防止策や医療と公共交通の関係についての質問があった。
市長は、地域での生産基盤を強化し、医療アクセス向上にも寄与する公共交通策の重要性を語った。
また、小林 重樹氏は、マイナンバーカード普及策に対する提案をし、提案の実現性について市長の見解を求めた。
市長は、簡便な申請手続きの実現に努める意志を示した。
さらに、特別委員会設置の件も審議され、「議会のあり方検討特別委員会」が設置される運びとなった。
議会の透明性向上や、議員定数・報酬の見直しが今後の重要課題との位置づけである。