令和2年第5回高梁市議会(臨時)が11月2日に開かれ、各委員会の指名や地域事務組合議員の選挙が行われた。
議会の冒頭、議長の宮田公人氏が開会を宣言。この会議では、常任委員会、副委員会及び特別委員会の委員の選任が焦点となった。議長は「本日の議事日程に従い進めてまいります」と述べた。
まず、常任委員会の指名が行われ、伊藤泰樹氏が総務文教委員会委員長、三村靖行氏が産業経済委員会委員長に選任された。市民生活委員会では石田芳生氏が委員長に選出され、各委員会の構成が決定された。議長は休憩を挟みつつ、役職を決定していく方針を示した。当日は、各委員会が 正副委員長の選出を行うため、互選が実施された。行動をもってイニシアチブを取る意向が見られた。
次に、議会運営委員会の指名が行われ、宮田好夫氏が議長に選任された。議長は「議会運営委員会がこれからの議会の進め方に大きな影響を与える」と強調。迅速な対応が求められる意義を述べた。
続いて、議会広報公聴特別委員会のメンバーも指名され、伊藤泰樹氏が委員長に、森和之氏が副委員長に決定。透明性と広報活動の重要性を各議員が共有した。
最後に、高梁地域事務組合議会の議員選出が行われ、三村靖行氏をはじめとする5名が指名され、皆の異議なしと認められて当選となった。この選挙は指名推選の方法で行われ、それを基に議長の宮田公人氏が議員として選任されたことが確認された。
次回の臨時議会の日程も発表され、11月9日に召集される予定である。市長の近藤隆則氏は、施政方針に関して12月議会に上程予定とし、今後の市政運営に理解と協力を求めた。市民に対するフォローアップも重要視される。議会は、今回の議事を通じて今後の運営方針を一層明確にし、議会の役割を強化することが期待される。