令和5年第5回高梁市議会(定例)の一般質問において、医療と教育の重要な問題が掘り下げられた。
まず、帯状疱疹ワクチンに関する質問があり、川上博司議員はワクチンの効果について詳しく説明した。接種は、発症を完全に防ぐものではないが、重症化を防ぐ効果が期待される。赤木健康福祉部長は、市でも普及啓発を図ることの重要性を強調した。
次に、視覚障害者の情報取得についての議論が交わされた。川上議員は、視覚障害者が公的な通知文書を容易に読めるよう、音声コードを導入するべきだと提案した。近藤市長は、情報の公平性を保つ必要性を認識し、今後の施策を進めていく方針を示した。
また、川上教育委員会は、教育環境を改善頑張っていると説明。特に中学の教育現場での大変さを訴え、教員の働き方改革を進めていることも強調した。教育長は、中学校の学力を向上させるために継続的な改善に努めていると述べた。
その後、若年者をターゲットにした市の取り組みが評価される中、宮田議員は市の財政運営と子育て支援について言及。財調基金の厳しさと市民サービスの低下に警戒を促した。近藤市長は、これに応じて柔軟な財政運営をしますと約束した。
最後に、川上こども園の水害対策と、老朽化した川上体育館の修繕についても話題になった。市長は、早急に対応すると約束したが、根本的な対策として地域の負担を軽減する施策の必要性を訴えた。市全体を言い訳にすることなく、切実な支援策を捜索しとい思う。