令和4年第2回高梁市議会(定例)が3月4日に開会した。
出席議員は17名で、議長の宮田公人氏が開会を宣言し、議事を進行した。
日程第1では会議録署名議員として平松久幸氏と大月健一氏が指名された。
次に会期の決定の議題があり、宮田好夫氏(12番議員)が議会運営委員会の協議結果を報告した。今定例会は約21日間、3月24日までとすることが決定され、各議案が上程された。提案されている議案は53件に及び、今回の会期中に人事案件が追加提案される可能性も示唆された。
また、日程第2では、会議期間が3月4日から3月24日までの21日間となることが承認された。休会日の設定もあり、議案に対する質疑も行われる予定である。
日程第3では、令和3年12月から令和4年3月までの高梁市議会における主な事柄が報告されたが、特に配付資料はなく、監査報告についても事務局に保管されるとのことだった。
日程第4の議案上程では、多数の条例改正案が一括して上程され、高梁市職員定数条例の改正や任期付職員の採用に関する条例、育児休業に関する条例の改正等が検討される見通しである。
特に、職員の育児休業取得要件を緩和する内容に関して、国の動きに応じた改正が進められることが強調された。加えて、各種の市営住宅条例や集出荷施設に関する廃止条例案も含まれ、地域のニーズに合った柔軟な政策対応が求められている。
このように、市長近藤隆則氏は施策の概要を語り、今後の高梁市の防災対策やコロナに関連する経済支援策についても説明を行った。経済対策は中小企業支援を具体的に進める様子が示され、将来的な予防策や地域経済の活性化にもつながる見込みである。会議は今後の運営が円滑に進むことが期待される。