令和元年第3回高梁市議会が9月12日に開かれ、各議員からの一般質問が行われた。本日は、動物愛護や高梁市の未来図、学童保育、さらには水道事業の統合及び料金改定、また駅東側の整備についてなど、多岐にわたる議題が議論の対象となった。特に動物愛護については、森上昌生議員が取り上げ、市民の理解を深める必要性を強調した。加えて、動物の飼い主が責任を持つことが幸せな共存に繋がると指摘した。
次に、学童保育については、保育士不足が深刻であり、今後の充足に向けた市の努力が求められている。ドミノのように次々と他の議員からも意見が寄せられ、特に学童保育の充実を政府に要望していくことが合意された。市長は、支援員の待遇改善が急務であるとし、そのための財源確保に努める意向を示した。
さらに、水道事業に関する統合問題が取り上げられ、特に料金改定の必要性とその影響が質疑された。市長は、統合に伴って必然的に料金は上昇する方向で進める必要があることを認め、国に対する要望活動を続けていく考えを述べた。
また、備中高梁駅東側の整備に関しても、多くの議員がその重要性を訴えた。その中では現在の高梁市民プールの利用状況や駐車場の有効活用についても言及された。市長は、より効率的な利用が求められるとの認識を示しつつ、未来の町づくりに向けたビジョンを示した。
最後に、議論を通じて高梁市が直面する様々な課題に対し、県との連携を深めながら、未来に向けた政策が実施されることに期待が寄せられた。議員の発言が市民の思いを代弁する形で市政に浸透していくことが期待されている。