高梁市は令和2年第5回臨時会を10月29日に開催し、新たな議長と副議長が選出された。
議長に選ばれたのは宮田公人氏であり、18票中9票を獲得した。彼は就任挨拶の中で、議会の一体感を重視し、2年間の職務に尽力する意向を示した。副議長には石井聡美氏が選ばれ、12票を得た。彼女は宮田議長と共に高梁市議会の発展に取り組むことを誓った。
この臨時会は、新体制での初めての議会として、多くの議員が出席した。大月健一議員が議長不在時の臨時議長を務め、円滑な進行が行われた。議事日程では、まず仮議席の指定が行われ、その後議長の選挙に移った。
会期は本日から11月2日までの5日間と決定され、様々な付託案件の審議も予告された。この決定に対し、異議はなく承認された。議長・副議長選任後には、常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任が行われる旨も報告された。さらに、議会広報公聴特別委員会及び議会ICT化推進特別委員会の設置も決定された。
こうした新たな体制の下で、高梁市議会は今後更なる市政の発展に向けた取り組みを進めることになる。新たな議会の運営は今後も市民の期待に応えるものになることが期待されている。市長は、無投票で市政を担うこととなった経緯に対して反省を示し、情報発信の重要性に触れた。