令和6年4月臨時岡山市議会が開かれ、各議案が審議された。
本会議では会期が1日限りと決定され、専決処分に関する報告が行われた。大森雅夫市長は、専決処分の内容に関する詳細を説明した。
特に重要な議案として、甲第100号議案の令和6年度岡山市一般会計補正予算が取り上げられた。この補正予算案は、岡山県が行う都市公園事業に係る負担金の増額を含んでおり、金額は4,045万円となっている。市長は、この支出に関して重要な歴史的背景を述べ、岡山県との協議を続ける旨を強調した。
補正予算の必要性について検討する中で、委員からの意見も多数上がった。特に、県条例に基づく負担金が高率であることや、事前に全国的な基準の見直しを岡山県に求めている状態について意見が触れられた。委員たちは、自治体間調整問題に対する市当局の姿勢について意義を唱え、議会の連携を求めた。
また、延滞金が発生しないよう、負担金の支払いを進めることが市民にとって重要であったことが確認された。岡山市は支払いを行い、引き続き協議を続ける必要があるとのことだ。市議会の委員たちは、その後の審査の結果、甲第100号議案が全会一致で可決されることを報告した。さらに、岡山県とのより良い協議が特に重要であると指摘され、これからの方針が支持された。
この他にも、議員派遣についての決定もあり、議会の円滑な運営が図られた。議長は、全ての議題が完了したことを報告し、本議会を閉会した。