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岡山市、空き家対策と補正予算が議論される

岡山市議会では新型コロナ影響下での空き家対策等の議論が交わされ、補正予算も討論された。市民の意見が強調される場面も多く見られた。
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令和3年6月14日、岡山市議会では議事日程が進行され、個人質問を含む複数の議案について議論が行われた。議案には令和3年度岡山市一般会計補正予算(第2号)、岡山市固定資産評価審査委員会条例改正、岡山市市税条例等改正などが含まれた。特に、江田 厚志議員からは空き家対策とスポーツ施設利用向上について多くの意見が提示された。

江田議員はまず新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中での空き家対策の重要性に触れた。彼は全国的に空き家が増加し、その管理を行うことが周辺環境へ影響を及ぼす懸念を示した。岡山市内での空き家数については平成27年時点で8,660棟あり、南区だけでも2,014棟の空き家があると伝えられた。議員は特に、空き家の管理不全が地域に与える影響を挙げ、具体的な対策の強化を求めた。さらに、福岡県豊前市や鳥取県日南町が実施しているような空き家解体時の固定資産税減免制度の導入についても意見を述べた。

一方、スポーツ施設の利用については、現在の市有の多目的グラウンドの利用状況を説明し、なぜ利用率が低くなっているのかとの理由を尋ねた。市は各種スポーツ施設の利用率向上に向ける料金見直しの可能性を示唆した。

また、江田議員は市内の障害者支援施設などの設備についても質問し、各事情に対して市がどのような方針を持っているのか、市長から答弁を引き出す形で意見が交わされた。議長より、議員の意見や質問に対しては継続的にフォローし、透明性の高い市政運営を確保していくことが求められることが強調された。

岡山市では、引き続き議案の議論が進められ、個人質問応答の中で新たな政策の方針や市民からのニーズに対する施策が次々と提案されている。議会は市民の声に寄り添いながら、さまざまな施策を推進していく姿勢を示していることが確認された。

議会開催日
議会名令和3年6月定例岡山市議会
議事録
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