令和6年の初議会が岡山市で開催された。本議会では、議席の指定や会期の決定が行われ、市長からの提案がなされた。
田口裕士議長は、令和6年岡山市議会の開会を宣言した。出席者は46名で、議席の指定や今後の議事日程について説明が行われた。議席の指定では、議員の職務を円滑に進めるために必要な措置であると述べた。
会期の決定について、議長は「本臨時市議会の会期は本日1日限りといたしたい」と提案し、異議なしとのことで承認された。議会活動における効率性を重視した対応となった。
続いて、市長の大森雅夫氏が、昨年の能登半島地震を受けた被災地への支援について述べた。市は職員を派遣し、復旧に向けた支援を行っていると強調した。また、物価高騰や少子化問題に取り組み、持続可能な地域づくりを進める考えを示した。新たなこととして、子ども医療費助成の充実が挙げられた。
続く日程では、報告第1号と報告第2号が一括上程された。報告第1号はリース公用車の事故による賠償額の決定、報告第2号は市営住宅の滞納に関する民事訴訟法に基づく和解の決定について述べられた。これらは市民生活に影響を及ぼす重要な議題であると認識されている。
また、甲第1号議案として人事委員会委員の選任同意が上程された。この議案においては2月に任期満了を迎える委員の後任として、荻野拓志氏の選任が提案された。これに対し、議員の異議はなくスムーズな決定がなされた。
最後に、議員派遣についての提案が行われ、これも異議なく承認された。議長は、全部の議題が議了されたことを報告し、会議を閉会した。