令和元年9月定例岡山市議会が、本日午前10時に開議した。
出席議員は46名で、会期は本日から9月25日までの21日間と決定された。
まず日程第1では、会期の決定が提案され、異議なく承認された。議長の浦上雅彦氏は、「皆さん御苦労さまでございます」と挨拶し、本会議の始まりを告げた。
続いて、日程第2には報告が上程され、「地方独立行政法人岡山市立総合医療センターの平成30年度の業務実績に関する評価結果」について、大森雅夫市長が詳細を説明した。この報告は、センターの業務成果を示し、評価の基準となるものである。
報第15号から報第21号には、いずれも平成30年度に放棄した債権に関するものが含まれている。市長は、議会に向けて透明性を持った報告を行い、経営運営に関する信頼性を確保しようと努めている。
日程第3には、補正予算や給与に関する条例の改正案などが上程された。特に、甲第58号議案の補正予算は、約7億4,700万円の増額を含むとされ、活動内容の詳細が説明された。市長は、必要な施策を進めるためにも、議会の理解と協力を要請した。
また、補正予算には、放課後児童クラブの運営移行準備や、公園遊具安全対策などの重要施策が含まれていることが強調された。これらの施策により、地域社会の安全衛生や教育環境の向上が期待される。
市は、経済や福祉の深化に向けた取り組みにも言及。岡山市の地域経済活性化に向けて、創業支援や地域課題解決に向けた新たなビジネスの創出を促進するための施策も視野に入れられている。市長は「岡山市の持続的な発展に欠かせない」と述べた。
市民生活の向上に関しても、子育て支援の無償化をはじめ、地域交通ネットワークの整備など、多岐にわたる取り組みが進められている。このようなスムーズな移行が市のさらなる成長に寄与することが期待される。最終的に、議会はこれらの議案について慎重に審議を行うこととし、次回本会議は9月11日に開催されることが決まった。