令和3年8月31日、令和3年8月定例岡山市議会が開会した。
出席議員は44名で、本日の議事がスタートした。
議長の和氣健氏は、会期を本日から9月16日までの17日間と決定したことを伝えた。
第2日程では、地方独立行政法人岡山市立総合医療センターの令和2年度の業務実績に関する評価結果が報告された。
市長の大森雅夫氏は、その結果について詳細に述べ、評価の重要性を強調した。
この報告には、2期目の目標達成度も含まれ、議員たちは真剣に耳を傾けた。
報告内容には、債権の放棄に関する複数の議案があり、特に報告第44号から報告第48号までが注目を集めた。
これらは令和2年度に放棄された債権についてのものである。
また、専決処分に関する報告も多数あり、市の財政運営についての透明性を確保するための方策が講じられた。
第3日程では、令和3年度岡山市一般会計補正予算(第4号)の提案が行われた。
市長は、補正予算額を37億7,600万円余とし、その内容には新型コロナウイルス対策や地域振興に関する事業が含まれることを述べた。
特に、スマートフォン決済ポイント還元事業が2021年12月に予定されており、経済の回復を図るための施策が強調された。
市長は、地域経済への影響を軽減するために、これらの施策を展開する必要性を訴えた。
また、岡山市では教育機会確保法に基づく夜間教室の設置についても報告され、今後の具体的な取り組みが期待される。
地域振興基金の活用も進められており、コミュニティービジネスの支援が新たに提案された。
最後に、議長は次回の本会議予定を伝え、本日の会議を散会したことを報告した。
議会の運営では透明性が保たれ、市民に対する説明責任が果たされていることが示された。