令和3年2月25日、岡山市議会で令和3年度一般会計予算などが提案された。
本日は、予算案に関する代表質問が行われ、千間勝己氏(自由民主党岡山市議団)が新型コロナウイルス対策や経済支援策について質問を展開した。感染症拡大防止と経済活動の両立が重視され、継続的な支援が求められた。市長の大森雅夫氏は、経済的影響を受ける事業者支援について、令和2年度の様々な施策の結果、予想以上の成果が出ていると強調した。
また、経済の回復を図るため、キャッシュレス決済の利用促進や、引き続き事業者支援に努めるとの方針が示された。すでに前年度のキャッシュレス促進事業では大きな経済効果があったとし、今後も国の支援と連携しながら、新たな施策を打ち出すことが重要であるという。これに対し、議会ではさらなる具体的な支援策の提案が求められている。
千間氏は続いて、新型コロナのワクチン接種が間もなく始まることを踏まえ、特に高齢者や医療従事者への優先接種の実施を求めた。大森市長は、国のガイドラインに従い、高齢者施設の職員や医療従事者が優先されるとの見解を示した。