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岡山市議会、令和5年度補正予算を可決、路面電車乗入れ事業が議論に

岡山市議会は令和5年度一般会計補正予算を可決し、特に路面電車乗入れ事業に対する懸念が示された。
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令和5年9月19日、岡山市議会は令和5年度一般会計補正予算の議論を行った。

主な内容には、森林環境税の導入、岡山駅前広場への路面電車乗入れ整備事業の進捗が含まれている。特に、一般会計補正予算については、多くの議員が意見を述べ、賛成と反対が入り混じる中での討論が行われた。

総務委員会の川本浩一郎委員は、森林環境税に関連して、「地方税法等の改正に伴い、住民税と合わせて新たに1,000円が賦課されることになります」と説明した。これに対し、委員からは「配分割合の見直しを国に求めるべき」との意見も出された。これに対し、当局は「年末の税制改正で概要が見えてくるのではないか」と述べた。

さらに、岡山駅前広場への路面電車乗入れ整備事業については、松本好厚委員から「事業費が88億円に膨れ上がる予定で、管理運営に影響が懸念される」と指摘された。これに対して「市民の税金の使い方として、本事業が本当に優先されるべきか疑問が残る」との意見も現れた。

また、陳情第28号の水道料金の値上げに関しては、林潤議員が「物価高騰の中で水道料金の値上げは市民生活に対する負担になる」と発言。水道料金の値上げを求める声も強く、議会内でも意見が分かれている。

このような議論が続く中、明日の議論に向けて、岡山市の水道事業の持続可能性については、委員間での様々な見解が交わされ、今後も注視が必要である。

議会開催日
議会名令和5年9月定例岡山市議会
議事録
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