令和3年第5回美咲町議会定例会が6月1日に開催された。
美咲町の新型コロナウイルス対策に関する議論が行われた。
青野高陽町長が新型コロナウイルス感染症について詳細に報告した。岡山県全域で緊急事態宣言が延長され、感染予防策が求められていることが強調された。
町長は、5月17日から65歳以上の高齢者を対象にワクチン接種を進めていると述べた。集団接種は6月13日から開始され、町内で600人の接種が予定されるとのこと。
また、関連施設の閉鎖とともに不要不急の外出自粛が呼びかけられている。これにより、町民の協力をお願いした。
さらに、緊急事態宣言を受けての美咲町の施策についても報告された。特に、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、各種事業が行われる予定であると述べられた。
青野町長は、幅広く町民の声を聞くために実施される美咲まちづくり懇談会の進捗も報告した。春から各地区で実施され、多くの前向きな意見が寄せられているとのこと。
陳情報告の際には、3件の陳情が提出され、それぞれの内容が紹介された。これらの陳情は、統合的な視点から町民のニーズを反映するものである。
次に、会期決定に関する議題では、今定例会の会期が6月11日までの11日間と決定された。
議長は、この期間中の議論が円滑に進むよう、全議員に協力をお願いした。
また、議案の報告においては、町長から複数の議案が示され、専決処分の承認や条例改正についても触れられた。特に、補正予算案として新型コロナウイルス対策に関連する予算が提案され、議員からの質疑も楽しみにされている。
今回の定例会は、議会運営においても注目を集めており、引き続き感染症対策の徹底が求められている。議会は、ペーパーレス化を導入し、効率的な運営を目指す方針も示された。今後の進展が期待される。