令和6年7月11日、鏡野町議会の特別会議が開催され、重要な議案が上程された。
この日は出席者が定足数に達し、本議会は問題なく開かれた。
町長の山崎親男氏は冒頭の報告で、記録的な豪雨に関する注意喚起とともに、地域の防災体制の重要性を強調した。
次に、令和6年度鏡野町一般会計補正予算に関する提案が行われた。
山崎町長によると、この補正予算の額は3,420万円で、主に放課後児童クラブの改修費と防災に関する支出が含まれている。
具体的には、大野学区と香々美学区の放課後児童クラブに対する改修が計画されており、210万円の工事請負費が割り当てられているという。
記録的な児童数の増加を見据え、これらの対応が行われる。
さらに、消防資機材の整備にも予算が配分され、全国的に発生する自然災害への対応として消防団体制の強化が図られていることが挙げられた。
この事業により、温湿度測定器や発電機などの消防用機材が新たに購入される予定であり、町の対応能力を高めることが期待されている。
また、いくつかの工事請負契約も同時に提案され、(仮称)みずの郷奥津湖物販施設、新設工事及び総合案内所改修工事が含まれる。
それぞれ5,000万円以上の予算規模であり、議会の承認を経ることが求められている。
多数の議会議員から提出された質疑に対して、町長と関係者が詳細な回答を行った。
これにより、議第51号が無事可決され、その後に続く工事請負契約の提案についても了承された。
最後に、次回の定例日の案内が行われ、議会は一時休止に入る。