令和2年第6回美咲町議会定例会が8月31日に開会し、議員の出席が認められた。議長である松島 啓氏は開会にあたり、有名なリーダーの辞任について言及し、新型コロナウイルス対策の重要性を強調した。会議の中で、地方の声を十分に把握すること、また夏季の防災準備の必要性が述べられた。
委員会の中間報告において、左居 喜次氏は津山圏域消防組合議会の活動について報告した。令和2年7月の議会では、消防自動車の購入や建設工事に関する議案が承認され、特に高規格救急自動車の購入が注目される。「最新技術を取り入れた車両で、効率的かつ迅速な対応が可能となります」と述べた。
また、美咲町の農地被害についても青野 高陽町長が触れ、梅雨前線による影響を報告した。被災した農地の復旧助成制度の設立を発表し、この制度は町の農業を持続可能なものとするために重要であると語った。「地域の基幹産業を支えるために、迅速に対応していく必要があります」と強調した。
本議会では、特別定額給付金についても言及された。青野町長は、給付実績が99.8%に達したことに感謝の意を表し、「短期間での申請に町民が積極的に応じてくださったことが、スムーズな実施を可能にしました」と述べた。コロナ禍での経済支援の取り組みが評価されている。
最後に、議案第118号から135号に関して提案が行われた。特に、選挙に関する条例や、補正予算案について重点的に審議される。また、一般会計や特別会計の歳入歳出決算に対する認定も行われる予定である。議員たちには、慎重な審議が求められている。