岡山県後期高齢者医療広域連合議員選挙、黒田員米君が当選

令和元年第4回定例会が、6月14日に開催された。出席した議員は12名であり、議題が多く取り扱われた。　まず、委員長報告が行われ、各常任委員会による審査結果が報告された。総務産業常任委員会の山本宏治委員長は、6月6日と7日に開催された委員会での審査結果を報告した。　審査対象となったのは条例案件や予算関係などの合計で6件である。特に、議案第72号の美咲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の改正が注目された。委員からは、職員の超過勤務についての現状が話題となり、今後の改善策が求められた。山本委員長は、この改正が働き方改革に資するものであると説明した。　次に、岡山県市町村総合事務組合に関する議案第74号が取り上げられ、議案第75号については美咲町一般会計補正予算の内容が議論された。この補正予算には、地域消費喚起のためのプレミアム付商品券発行事業に関する詳細な説明が行われ、委員からは過去の誕生日受益者数が再確認された。委員会はこれらの議案を全会一致で承認し、議事を進めた。　続いて、請願第3号小型バス運行についての審査が行われた。この請願は、大垪和地域の高校生の通学のための新たなバス路線の運行を求めるもので、現在の運行状況との整合性が問われたが、最終的には不採択となった。　最後に、岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙が行われ、選挙結果は黒田員米君が11票、西中純一君が1票を得て当選した。全般的に充実した議事内容であり、今後の政策運営に期待が寄せられている。　議長の松島啓は、議会を代表し閉会挨拶を行い、議員の皆様への感謝の意を表明した後、今定例会を終了した。