令和2年第4回定例会が行われた中、特別定額給付金の進捗に関する議論が繰り広げられた。
青野高陽町長は、申請書類を6,103世帯に発送し、申請を受け付けている現状を報告した。また、給付金は町民一人当たり10万円であり、申請期限は8月11日とされている。現在、926人が未申請となっているが、この人数を減少させるための施策が求められる。
議員たちは、高齢層や障害者など、申請が難しい住民への支援策が必要であるとの意見を表明した。いまだ申請していない住民に対して自動振込の案や、手続きを手伝うアイデアも提案された。それに対し、町長は周知不足に対する反省を示し、今後の努力を誓った。この給付金事業は、少なくとも85%の給付率を目指す必要があるとされる。
次に、青野町長は、大阪府岬町との友好交流都市協定の進捗についても言及。4月に行われる予定だった協定はコロナの影響で頓挫したが、維持する気持ちを示し、両町の特産品を活用した具体的な交流提案も進める姿勢をみせた。