令和4年12月14日に開催された第9回定例会では、議会の様々な議案や質問が議論されました。
この会議は、午前9時30分に開会し、午後1時58分に散会しました。
出席した議員は13人であり、中心的なテーマとして一般質問が行われ、町長の所信表明に関連した質疑も目立ちました。
特に、青野高陽町長は、新たに設置される「こども笑顔課」について、多くの質問を受けました。板垣正寿議員からは、「こども笑顔課」を設置する際の具体的な支援内容や人員配置の計画について質問があり、町長は「詳細は今後、保護者や子供たちの意見を伺った上で検討していく」と答えました。また、各議員からは、農業振興策や空き家対策に関する質問が上がり、町が進める政策の現状と今後の進め方について議論されました。
特に農村型地域運営組織の設立に向けた取り組みについても注目が集まりました。青野町長は「真庭市など他の自治体の取り組みを参考にしつつ、地域の実情に応じた活動を進めていく」と述べました。
また、生活応援商品券に関連して、どのようにして住民がこの制度を利用しているかについても情報が共有されました。町長は、「今後も使用状況の確認や、町民にとっての使い勝手を考慮し、適切に運用していく」としました。
さらに、中央運動公園の整備に関する質問では、遊具の設置について住民に対して事前に意見を募ることが明言されました。このような取り組みは、地域と行政とのコミュニケーションを強化する重要な姿勢として評価されています。
質疑応答の中で、議員たちは特に「子供たちの教育環境」や「地域活性化」に対する強い関心を示し、行政に対して具体的な対応を求めました。青野町長はこれに対し、「町民の意見を常に取り入れ、柔軟かつ迅速に対応していく」と答え、今後の施策に期待を寄せました。
会議はその後、議案の質疑へと移行し、予定通りに進行しました。