令和5年第5回定例会は、9月6日に開催され、多くの議員が出席する中で始まった。
内容は、一般質問や議案に関する質疑など、多岐にわたる議論が交わされた。
特に、人口減少に関する施策や子ども・子育て支援への取り組みが焦点となり、議員たちは実際的かつ先進的な対策を求めた。
矢吹一郎議員は、人口減少の問題について言及し、結婚推進や移住促進策の必要性を強調した。青野高陽町長は、すでに実施している子ども医療費無料化や様々な支援策を紹介し、さらなる施策の検討を約束した。いくつかの具体的な提案が議論されたが、結婚推進員制度に関しては、プライバシーなどの問題があるため厳しい現実が残るとした。
続いて、議員たちは行財政改革の進捗状況に関する質疑を行った。未来に向けた大規模プロジェクトも進められ、町長は財政健全化に向けた戦略を述べた。議会からは、今後も意見を聞きながら施策を進めるよう求める声が上がった。また、柵原学園に関する様々な提案や懸念も、議員たちから出された。この学校の通学路や制服などの問題についても議論が重ねられた。
さらに、マイナンバーカードや公民館活動に関する質疑も行われた。個人情報の取り扱いや地域活性化策に関しても多くの関心が寄せられた。特に公民館活動については、地域づくりにおける重要性が強調され、住民とのコミュニケーションを強化する必要性が訴えられた。