令和4年第9回美咲町議会定例会が12月23日に開かれた。
出席議員13人で定足数に達し、議事進行が始まった。
委員長報告では、総務産業常任委員会が付託された各案件について報告が行われた。
山本宏治議員(総務産業常任委員長)は、条例改正3件や事業計画などに関する審査経過と結果を詳しく説明した。
特に職員の定年引き上げ条例は、65歳への変更やその他の勤務条件の整備を含むものであった。
議案第104号の一般会計補正予算については、電気代の高騰や職員の健康診断業務に関する債務負担行為が報告された。
特に、電気代の高騰が予算に与える影響について質問があり、対策が求められた。
また、地域みらい課は、移住・定住のPR活動について言及した。
連携中枢都市圏及び大阪、東京でのイベントについて説明があり、各市町村での参加が確認された。
さらに、建設課からは旭地域事業が県に移譲された件が報告された。
これに関連して負担金が発生したことや、圧送管の埋設工事についても説明があり、住民からの意見も交わされた。
最後に追加提案された議案第114号美咲町功労者の推戴については、青野高陽町長が提案理由を説明し、全会一致で承認された。
表彰対象の大倉規洋文氏は農業委員として顕著な功績を上げたことが強調された。
議事終了後、町長は新型コロナウイルス感染症への注意を呼びかけ、町内でのワクチン接種及び感染拡大防止を促した。
また、特例債に関して発行期限の延長を求める活動を進める意向も示された。
今回の定例会では、予算に関する重要案件の承認や地域活性化への取り組みが確認され、今後の町政運営への期待が寄せられた。