令和4年第6回定例会が9月2日に開催され、一般質問や議案に対する質疑が行われた。出席議員の数は14人であり、町長や副町長、課長が出席して行政の運営状況について説明した。
一般質問では、災害に備えた町内業者の確保や育成について、三船博之議員が質問し、委員会としての取組みについて詳細に言及した。災害時に即対応できる業者が必要であると訴えた議員に対し、忠政堅之副町長は「事業者の育成に取り組んでいる」と述べ、経営事項審査の見直しを行い、参加資格制度の改善を進めると強調した。
さらに、畜産業に関する施策と家畜排せつ物の利用方法についての質問もあった。特に、メタン発酵を通じたバイオガスエネルギーの導入に向けた協力が求められる中、青野高陽町長は「家畜排せつ物対策についても県と連携していきたい」との意向を示した。
また、地域振興にかかる各種計画の進行状況もクローズアップされ、三船議員は「これからの施策を町民に示す必要がある」と述べた。光嶋寛昌地域みらい課長は「計画の見直しと実効性の確認を行う」と答え、町の将来に向けた戦略を示唆した。
他にも、形井圓議員は農業問題への取組みとして、農地中間管理機構や公社の業績についての現状分析や、町民サービスのフローについて質問を展開した。