令和5年第4回美咲町議会定例会が、6月1日に開会した。
本定例会の議場では、初めに松島 啓 議長が出席議員に感謝の意を表明した。
さらには、梅雨入りに伴う災害対策について準備が必要であると述べた。
中でも、青野 高陽 町長は新型コロナウイルス感染症の流行の継続や、特定の対策が求められることをご報告した。
青野町長は、「新型コロナウイルスの感染症法上位置づけが変更されたが、流行が続いており、警戒が必要」と強調した。
続いて、子ども・子育て支援が重要課題であるとの認識を示し、具体的な施策の展開を計画していると説明した。
「こども笑顔課」を設置し、さまざまな支援体制を整えたという。
さらに、青野町長は「多世代交流拠点整備に向け、安全祈願祭を実施し、工事の開始準備が整っている」とし、来年度に向けた進捗状況を説明した。
同施設には、図書館や公民館などが入居予定で、地域の活性化に寄与することが期待されている。
議案の報告においては、2023年度一般会計補正予算について、歳入・歳出総額に約2億9,000万円の追加が提案された。
これにより、公共事業や福祉関連の予算確保が盛り込まれた。
また、今後のふるさと納税の取り組みも強調され、企業版ふるさと納税の導入についても言及された。
「町の発展への寄付を増やすために、返礼品の見直しやPR活動に力を入れる」と述べた。
青野町長の閉会挨拶に続き、委員会からの中間報告が行われた。
これまでの活動を通じて多世代交流拠点の重要性が再確認された結果、今後の整備の推進が鍵となるという。