令和4年第7回美咲町議会臨時会が、2022年10月18日に開催されました。
議会では新型コロナウイルスに関する対策として提案された一般会計補正予算案が上程され、慎重な審議が行われました。
青野高陽町長は、今回の補正予算の主な内容について詳しい説明を行いました。全般的に、歳入歳出をそれぞれ約2億2,223万円追加し、総額を130億3,670万2,000円にする計画です。
主要な歳入については、国庫からの支出金として新型コロナウイルス関連の交付金が含まれています。特に注目されているのは、地方創生臨時交付金5,534万4,000円や、価格高騰緊急支援給付事業補助金が1億1,614万4,000円であり、これらの資金は地域への迅速な支援を目的としています。
また、松田英二議員から「美咲町生活応援事業」に関する質問が寄せられました。この事業では、全町民を対象に商品券の配布が行われる予定です。
林田達男産業観光課長は、商品券発送の日程について報告しました。基準日を令和4年11月15日に設定し、発送は11月28日頃を予定しています。この商品券は、令和4年12月1日から令和5年5月31日まで使用可能となる見込みです。
今回、議案第98号は全員賛成により可決され、町民への実質的な支援が期待されています。また、青野町長は、従来の支援金が住民に届くよう最大限の努力をすることを強調しました。
閉会にあたって、議長の松島啓氏は、議員たちへの感謝の意を表明しました。美咲町議会は、今後も地域福祉の向上を追求し、開かれた議会運営を目指す姿勢を新たにしました。