令和4年第4回美咲町議会定例会が、6月1日に開会した。
議長の松島啓氏は挨拶の中で新型コロナウイルス感染症の感染状況について言及した。県内では感染者が増え続け、依然として厳しい状況にあるとして、感染防止対策を改めて呼びかけた。
松島議長は「議会としてさらに感染防止策を講じながら、できる限りの活動を行う所存である」と強調した。新型コロナウイルスの影響で行事が制限されている中、オンラインでの議会サミットへの参加など、地域間の情報共有の重要性も訴えた。
続けて、会期決定の件が討議され、会期は本日から6月10日までの10日間に決定した。議員からの異議はなく、議会の運営が円滑に行われることが望まれているようだ。
松田英二議員が報告した委員会の中間報告では、義務教育学校特別委員会からの情報が共有された。学校の在り方について、旭地域での英語特区などの取り組みが話し合われ、地域の教育課題に対する関心が高まっている様子が伺えた。
委員会の報告を受け、議員の間では「教育現場において地域貢献をいかに促進するか」といった意見も出された。さらに、教育長である黒瀬堅志氏は、文科省への補助金要望活動についても報告し、地域からの支援を引き続き望んでいると発言した。
また、青野高陽町長は、役場庁舎の移転を含む多世代交流拠点施設の整備についても説明した。さらに、義務教育学校の整備進展については、校舎の増築や改修工事が進んでいるとし、地域住民の協力を感謝した。
それに加え、美咲町では「ミサキアエル」をオープンし、地域振興に向けた取り組みを進めていることも強調された。特に桃太郎サミットの開催に向けての準備も進行中であり、地域の活性化に向けた計画が着実に進展している様子が報告されました。
このように、議会は新型コロナウイルスへの対応や地域活性化に積極的に取り組んでいることが伺えた。議員一同が一体となり、地域の未来を見据えた活動を推進する姿勢が求められていると感じる定例会となった。